めじるしチャームの怪
「わかった。じゃあ、ふたりだけの秘密ね」
こうしてマヒロちゃんと私はこっそり駄菓子屋さんに向かった。
狭い路地の曲がり角に『駄菓子屋カフェ』と、真新しい看板がかかっている。
中に入ると清潔感のあるオシャレな店内になっていて、カフェスペースからはコーヒーの臭いが漂ってくる。
こんな場所に子供だけで入ったことはなくて、緊張して背筋が伸びた。
「ほらあれ、ガチャガチャだよ」
マヒロちゃんに手を引かれて駄菓子コーナーの奥へ向かうと、何台かめじるしチャームのガチャガチャが置かれていた。
だけどそれは全部みたこともあるものばかりだ。
しかもコンプリートしてしまっている。