めじるしチャームの怪

俺は普段めじるしチャームなんて持ち歩いていないし、事故現場にあったものはいつの間にかなくなっていた。
「もしかして、これがあの場所にあったのか?」
割れたゾウのチャームを手に取って呟くと当時の恐怖を思い出して心臓がドクンッと大きく脈打った。
すぐに手から離して距離をとる。
もしも陽太が言っていたことが本当なら、俺にはあと何度不幸が降りかかってくるんだ?
四種類目を手に入れるまでに回したチャームの数を数えてみる。
ゾウが3つ、キリンが5つ、ライオンが4つ。
残り11回!?
ウサギの分まで入れるとすれば、12回ということになる。
「嘘だろ。そんなの耐えられるわけない!!」
俺はウサギのチャームを握り締めると部屋から駆けだした。
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