そんな夏向くんに。



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「陽菜、おかえりなさい」



「、………………あ、うん、」



「元気無いわね。なにかあったの?」



「……な、んでもない………。…私、部屋にいるね……」



ばたん。と扉を閉める。



帰ってきてからも、

本屋の帰りに見た光景が忘れられない。



あれは、誰だったんだろう………



気になる、けど………



知りたく、ないな……………



綺麗な人だった………



私は、勝てそうにない……っ



夏向くんにあの人が好きって言われたら、







立ち上がれない……………………………




あの時、みたいに………











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