アンケート企画「大好きを君へ」
サクラサク
そして迎えた、2月の合格発表当日。
高校の敷地内に掲示された合格者の受験番号ボードの前で、
私は自分の受験票を握りしめたまま、息を呑んで数字を探した。
「……あった……! 私の番号、ある……っ!」
間違いなく、私の番号だ。
「受かったあぁぁぁ!」といつもの大声で叫びそうになったその時、
後ろから大きな影が私をすっぽりと包み込んだ。
「ーーっ、愛心!!」
聞き慣れた、でも、ずっと焦がれていた大好きな声。
振り返るよりも早く、私は勢いよく抱きしめられていた。
ブレザーから香る、懐かしい陽翔先輩の匂い。
「先輩……! 私、受かりました! 有言実行です!」
「おう、見てた! お前がボードの前で固まってるの見えてさ……マジでよかった、本当によく頑張ったな……っ!」
先輩は私の肩を掴んで少し離すと、その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
いつもお調子者の先輩が、私以上に緊張して、私以上に喜んでくれている。
2歳上の先輩と同じ場所に立つために走り続けた1年間。
その努力が、今すべて報われた気がした。
高校の敷地内に掲示された合格者の受験番号ボードの前で、
私は自分の受験票を握りしめたまま、息を呑んで数字を探した。
「……あった……! 私の番号、ある……っ!」
間違いなく、私の番号だ。
「受かったあぁぁぁ!」といつもの大声で叫びそうになったその時、
後ろから大きな影が私をすっぽりと包み込んだ。
「ーーっ、愛心!!」
聞き慣れた、でも、ずっと焦がれていた大好きな声。
振り返るよりも早く、私は勢いよく抱きしめられていた。
ブレザーから香る、懐かしい陽翔先輩の匂い。
「先輩……! 私、受かりました! 有言実行です!」
「おう、見てた! お前がボードの前で固まってるの見えてさ……マジでよかった、本当によく頑張ったな……っ!」
先輩は私の肩を掴んで少し離すと、その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
いつもお調子者の先輩が、私以上に緊張して、私以上に喜んでくれている。
2歳上の先輩と同じ場所に立つために走り続けた1年間。
その努力が、今すべて報われた気がした。