碧くんの好きが溢れてる② 〜あなたの好きで溺れそうなんですけど〜
下校の時間が7時半までと決められた。遅くなると、保護者からクレームがあったからだ。
私は帰る支度をしていた。そこへ佐藤さんが一緒に帰ろうと誘ってくれた。暗いから1人より2人で帰った方が安心だと思って、返事をしようとした。
すると碧くんが珍しく私のもとへ来た。何か用かと思ったら一緒に帰れるそうだ。
喜んだ私は佐藤さんに事情を話して、一緒に帰れないと伝えた。佐藤さんは仕方がないねって言うと、先に帰って行った。
「あいつと帰るつもりだった?」
「え、うん。誘ってくれたから。でも碧くんと帰れるなら嬉しい」
「これからは、一緒に帰ろう」
「うん、でもどうして?碧くんの応援団の練習、もう少し遅くなるんじゃなかった?」
「アリスと帰りたいから練習を早く終わらせた。それにアリスが他の奴と帰るのが嫌だから」
碧くんは強く手を握ってきた。私は浮かれて手を握り返した。それからいっぱい話したくて、今日、会った出来ごとを止めどなく喋った。
凛の所へ行ったこと。碧くんを遠くで見た時の格好いいこと、それに一緒に帰れたのが嬉しかったことを。
碧くんはずっと笑って聞いてくれた。私ばかりが話しているのに気がついた。碧くんの今日の出来ごとが聞きたいんだった。
「碧くんの応援団のこと聞きたい」
「今日は応援団の振り付けを考えて、完全に決まった」
「きっと格好いいだろうな」
「詳しいことは内緒。当日楽しみにしてほしいな」
想像力が膨らむ、碧くんの格好いい姿が目に浮かぶ。
早く当日が来ないかな。運動音痴な私が体育祭を楽しみにしているのは、碧くんがいるからだ。
心配していた高校生活が充実している。それに碧くんの存在がどんどん大きくなっていた。
私は帰る支度をしていた。そこへ佐藤さんが一緒に帰ろうと誘ってくれた。暗いから1人より2人で帰った方が安心だと思って、返事をしようとした。
すると碧くんが珍しく私のもとへ来た。何か用かと思ったら一緒に帰れるそうだ。
喜んだ私は佐藤さんに事情を話して、一緒に帰れないと伝えた。佐藤さんは仕方がないねって言うと、先に帰って行った。
「あいつと帰るつもりだった?」
「え、うん。誘ってくれたから。でも碧くんと帰れるなら嬉しい」
「これからは、一緒に帰ろう」
「うん、でもどうして?碧くんの応援団の練習、もう少し遅くなるんじゃなかった?」
「アリスと帰りたいから練習を早く終わらせた。それにアリスが他の奴と帰るのが嫌だから」
碧くんは強く手を握ってきた。私は浮かれて手を握り返した。それからいっぱい話したくて、今日、会った出来ごとを止めどなく喋った。
凛の所へ行ったこと。碧くんを遠くで見た時の格好いいこと、それに一緒に帰れたのが嬉しかったことを。
碧くんはずっと笑って聞いてくれた。私ばかりが話しているのに気がついた。碧くんの今日の出来ごとが聞きたいんだった。
「碧くんの応援団のこと聞きたい」
「今日は応援団の振り付けを考えて、完全に決まった」
「きっと格好いいだろうな」
「詳しいことは内緒。当日楽しみにしてほしいな」
想像力が膨らむ、碧くんの格好いい姿が目に浮かぶ。
早く当日が来ないかな。運動音痴な私が体育祭を楽しみにしているのは、碧くんがいるからだ。
心配していた高校生活が充実している。それに碧くんの存在がどんどん大きくなっていた。


