海洋生物に愛されて、夜も眠れない!?
「私、あんたとやり直す気なんてないから。もう二度と私に話しかけてこないで。さよなら」

「待てよ。俺が何でこんな酷い見た目になったのかとか気にならねぇのかよ!!」

零がそんなことを言ってきたけど、無視して走り出す。興味なんて微塵もない。ただ、三人が待つ家に帰りたかった。

「ただいま!」

私が玄関のドアを開けると、リビングから三人が「おかえり」と顔を出す。三人の顔を見るだけでホッとする。私は、この三人が大好きなんだ。

「海良。仕事お疲れ様。鞄は俺が運んでおくから、さっさと手を洗ってこい」とギンさん。

「海良ちゃ〜ん。おかえり!ねぇねぇ、まずはギュッてしようよ〜!」とひなたくん。

「海良さん。おかえりなさい。あとでマッサージしますね。自分、上手なんですよ」とあおいくん。

私の顔に自然と笑みが浮かぶ。私、今が一番幸せかもしれない。



その日から、零は私に付き纏うようになった。仕事帰りを待ち伏せされたり、休みの日に一人で買い物に出掛けたら着いてきたり……。ストーカーみたいで怖い。
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