海洋生物に愛されて、夜も眠れない!?
「海良ちゃん!!」

「海良さん!!」

ギンさん、ひなたくん、あおいくんの三人がわたしの前に姿を見せる。そして、私を組み敷く零を見て表情を一瞬で変えた。目からハイライトが消え、激しく怒っている。

「何だお前ら!!こいつは俺の女だぞ!!」

零が立ち上がり、三人に向かって走っていく。零は近くにいたあおいくんに殴り掛かろうとした。でも、あおいくんはそれを軽く避け、逆に零を殴り付ける。零が吹っ飛ばされた。あおいくんはポキポキと手の関節を鳴らす。その額には青筋が浮かんでいた。

「テメェ、汚い手で海良さんに触りやがって!!その手、へし折ってやろうか!!あぁ!?」

「やめろ。あおい」

ギンさんがあおいくんの肩を掴み、止める。あおいくんが不満そうに「でも!」とギンさんを見る。ギンさんは首を横に振った。

「これ以上はダメだ。これ以上やると、お前が過剰防衛で逮捕されるぞ。そうなれば海良が傷付く」

「た、確かにそうですね……」
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