チャラ男も笑えば雑巾に当たる

「あなたがみのりんちゃん?」

「あっはい、えっと、同じクラスの寧仔みのりです、委員長やってます、よろしくお願いします…」

「きゃーっ!ほんとにかわいい!いやカナミちゃんもかっわいーけどね?駆ったら家でずーっとみのりんちゃんの話ばっかしてるのよー、いつもクラスの委員長のみのりんって子がかわいくてしょうがないってそこのソファで寝そべって悶絶してわたしに訴えてくんねん、りんごみたいに顔まっかっかにしてほんまにうるさいったらもうねえ、そんな好きなら早く告っt…「あーーストップストップやめてやめてやめてやめて」


犬井駆はりんごみたいに顔を真っ赤にしてさとみさんに飛びついて口をふさごうとする。

しかしさとみさんは軽やかな身のこなしでそれを避けていたずらな笑みのままソファへ腰かける。


「あっはーごめんごめん、まーごゆっくりー♪」


片うでをソファの背もたれにあずけて言う。
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