地味子な私は超最強少女!?
莉子のお父さんが作ってくれた、スペシャル料理を食べ終わって、
莉子とさなとの話が盛り上がっていた。
だから、私ははるとはなそっかな。
私がはると話そうとした瞬間莉子が言葉を放った。
「あ、凛とはる〜。私とさなで、先輩の差し入れかってくるから、ふたりでまっててぇ。あ、コンビニで〜」
「うんっ!気をつけてね」
莉子とさながガラガラと扉を開けて、ふたりはコンビニに向かって、歩いて行った。
……ふたりがいなくなったか、すこしドキドキするなぁ。
店内も、私とはるだけ。
話題をつくらなきゃっ。
「凛にずっと聞きたいことがあって……」
さきにはるが話題(?)をつくってくれたから、少し安心した。
「うん?」
「聞きにくいんだけど……凛って好きなひといる……?」
あれ……?なんかさっきの話題にもどった……?
「う、うん、いるよ」
「だれ……?」
好きなひとが、だれかって聞いてるんだよねっ!?なんて答えればいいんだろう……?
「はるだよっ!優しいし、おもしろいし……大好きだよっ」
はるの顔が、少しりんごのように赤くなった気がする。
「……俺なんかを好きになってくれる人がいるんだ……俺も、」
最後の言葉は少し聞こえづらかったけど、「俺なんかを」という言葉は確実に聞こえた。
「はる?」
「あ……なんでもない」
それと同時に、ふたりが帰ってきた。
「たっだいま〜」
それから、はるとはあまり話せていなかった。
はるにも伝えたかったことがあるはず。今度ふたりの時に聞いてみよう。
モヤモヤを残したまま、お店を出て家に帰った。