クールな氷の王子は無自覚地味子を独占したい
週末。約束通りやってきた葵の家のキッチンには、エプロン姿の私と葵、そしてゆいの姿があった。
「緋奈! 冴くんへの本命チョコ作り、私たちにまかせなさい!」
腕まくりをして気合十分なゆいに、思わず笑みがこぼれる。
「ふふ、二人とも急に呼んじゃってごめんね。本当にありがとう」
「何言ってるの! 緋奈の初バレンタインだよ? 親友として助っ人に入らないわけないじゃん!」
葵がボウルと泡立て器をトントンと叩いて、ドヤ顔を決めた。
今回挑戦するのはガトーショコラ。
「まずはチョコを細かく刻んで湯せんにかけて……って、ゆい!? 刻み方大胆すぎない!?」
「えっ!? 細かく刻んだ方が溶けやすいかなと思って!」
「いや粉砕しすぎ! 飛び散ってるから!」
大雑把なゆいの作業に葵がツッコミを入れ、キッチンが一気に賑やかになる。
私は二人のやり取りにくすくす笑いながら、クッキングシートを型に合わせて切り抜いていた。
「緋奈! 冴くんへの本命チョコ作り、私たちにまかせなさい!」
腕まくりをして気合十分なゆいに、思わず笑みがこぼれる。
「ふふ、二人とも急に呼んじゃってごめんね。本当にありがとう」
「何言ってるの! 緋奈の初バレンタインだよ? 親友として助っ人に入らないわけないじゃん!」
葵がボウルと泡立て器をトントンと叩いて、ドヤ顔を決めた。
今回挑戦するのはガトーショコラ。
「まずはチョコを細かく刻んで湯せんにかけて……って、ゆい!? 刻み方大胆すぎない!?」
「えっ!? 細かく刻んだ方が溶けやすいかなと思って!」
「いや粉砕しすぎ! 飛び散ってるから!」
大雑把なゆいの作業に葵がツッコミを入れ、キッチンが一気に賑やかになる。
私は二人のやり取りにくすくす笑いながら、クッキングシートを型に合わせて切り抜いていた。