先生に、100回目の告白。⑴
「ふんふーん♪」
土曜日。
私は珍しく駅前の本屋に来ていた。
駅前には葉月と一緒に買い物しに来たり、カラオケ行ったり
よく来るんだけど、
本屋さんには立ち寄ったこともなかった。
そんな私が意を決して本屋さんに来たのはわけがあって。
中に入ると、空調が効いているのかひんやりした空気が肌を掠めた。
6月にもなると雨の日ばっかで萎えるけど、
晴れたら晴れたでむしむしして暑い。
だから余計にその風が心地よくて、一瞬目を閉じた。