君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。



澪の頭が、小海の肩にそっと触れた。






「…………」


小海は目を伏せた。


澪は完全に眠っている。


起こすべきか。


このままにしておくべきか。




少し迷った末、小海はそのままにすることを選んだ。





「……疲れてたんだな」


小さく呟く。


澪の寝顔は、普段よりずっと幼く見えた。


小海は窓の外へ視線を戻した。
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