君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。

「澪」


「はい」


「俺も、もう一度言っていい?」


澪が頷く。


小海は真剣な目で澪を見た。













「澪のことが世界一好きだ。」











その言葉を聞いた瞬間。




澪の目に涙が浮かんだ。


「……私も、好きです」




二人は少しだけ照れたように笑った。



長い時間をかけて。



少しずつ近づいて。



何度もすれ違って。



それでも最後には。



お互いの気持ちを、自分の言葉で伝えることができた。
< 84 / 100 >

この作品をシェア

pagetop