君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。
「澪」
「はい」
「俺も、もう一度言っていい?」
澪が頷く。
小海は真剣な目で澪を見た。
「澪のことが世界一好きだ。」
その言葉を聞いた瞬間。
澪の目に涙が浮かんだ。
「……私も、好きです」
二人は少しだけ照れたように笑った。
長い時間をかけて。
少しずつ近づいて。
何度もすれ違って。
それでも最後には。
お互いの気持ちを、自分の言葉で伝えることができた。