タイプじゃないと言われたので、好きな子ができるまで恋人にしてもらいました。
「次も同じルールでいいー?」
近藤くんが、カードをシャッフルしながら、みんなに問いかけている。
そんな中、私はすっと立ち上がった。
「……私、一階の自販機で、さんぴん茶買ってくるね」
「おっけーい」
ひらひらと見送られる。
あずさが「あ、ひな子……」と、ついてきてくれようとしたけれど。
「すぐ戻るよ」
なるべく普通に笑って、部屋を出た。
慎之介のほうは、見られなかった。