経営企画部の彼が半年間、彼女に連絡できなかった理由│Quiet Strength×Soft Strength2
「綾、上野から連絡が来た時嬉しそうだったよー。そりゃ、上野が仕事してるとはあたしだって分かってたよ? それでもさぁー。普通なら言いたいこととか思うことはあるじゃん。でも綾は違うんだよねー。上野のことを信じることも応援することも当然で、連絡が来れば素直に喜べるんだよ。ここまで絶妙なバランスなのは端から見てると異常だけど、お互いは幸せだよねぇ。良かったねー」
自分の全てを肯定してくれるような言葉に引っ掛かった。他でもない舞の言葉だから余計に。
「綾ちゃんは幸せだと思う?」
「そりゃ、幸せでしょうよ」
舞はあっさりと肯定する。
「相手に疑う余地もないってなかなかないよ?」
「仕事なら何でも許される訳じゃないと思う」
これは綾音の言葉ではない。だから話半分に聞いておこうと思いながらも舞の考えは気になる。
「でも、許されない時にまで仕事を優先するほど上野も馬鹿じゃないでしょ?」
「そりゃ、そうだけど…」
「じゃ、そういう事じゃん」
そう言ったら司は黙る。あー。これは理解はしてるけど納得はしてないな。と舞は目を細めた。気持ちは分からなくも無いけれど厄介なものに囚われやがって。
自分の全てを肯定してくれるような言葉に引っ掛かった。他でもない舞の言葉だから余計に。
「綾ちゃんは幸せだと思う?」
「そりゃ、幸せでしょうよ」
舞はあっさりと肯定する。
「相手に疑う余地もないってなかなかないよ?」
「仕事なら何でも許される訳じゃないと思う」
これは綾音の言葉ではない。だから話半分に聞いておこうと思いながらも舞の考えは気になる。
「でも、許されない時にまで仕事を優先するほど上野も馬鹿じゃないでしょ?」
「そりゃ、そうだけど…」
「じゃ、そういう事じゃん」
そう言ったら司は黙る。あー。これは理解はしてるけど納得はしてないな。と舞は目を細めた。気持ちは分からなくも無いけれど厄介なものに囚われやがって。