極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛デート編


だから、駅への道を歩きながらずーっとその横顔を見上げてる。
夢みたいで。



「そこ段差あるよ」



上ばっかり見てたら手を引かれてナツ君の胸に肩がぶつかった。



「……あっ、ありがとう」



そのままぎゅっと恋人繋ぎなんて……いいのかな、人前なのに。



「見惚れすぎだから」



「あ、バレてた……」



揺れた前髪の奥から優しい眼差しを向けられて思わず目を逸らしてしまった。




変装はすごく上手で一見誰だかわからないクオリティー。だけどやっぱり学校って場所は危険すぎないかな。



それにスタイルの良さでどうやっても目を引くから、学校にたどり着くまでにバレちゃうかもしれない。



嬉しかったり恥ずかしかったり不安になったり忙しくって思わず周りを警戒したけど、普通の高校生カップルに見えるのか誰もこっちを意識していない。



私たちに普通のカレカノみたいなことができるなんて、想像もしてなかった。



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