高嶺の花も恋をしたい!
 肩で息をしている間に、高野がベッドヘッドの上に置かれた避妊具を装着しているのが見えた。

 最初の頃と違い、そそり立つそれを見ているだけで期待が高まる。早く、挿れて欲しい……

「花緒、うつぶせになって」
「え?」

 言われた通りうつぶせになると、高野が私の腰を持ち上げた。お尻だけを突き出すような姿勢になる。

「きゃっ、な、なに……?」
「今日は後ろから挿れる」
「あ……んん……」

 後ろから蜜をまとい、まだイッたばかりで敏感になっている蜜口にぐっと剛直が入ってきた。

「アアッ」
「クッ……きついな……」

 それはいつもより受け入れるのが苦しくて、私のナカがとても狭く感じた。

 でもいつもと違うところに当たって、ちょっと気持ちいい……。

「……辛かったら言えよ」
「ん……あ……ああっ……ハァ……」

 パンッパンッとお尻に打ち付ける音がして、激しい抽挿が始まった。

 前を向いてするときより、高野の力強さを感じる。

 でも、この体位では高野の顔が見えない。どんな顔をしながら私を抱いているのだろうか。

 ふるふると震える手にギュッと力を入れ、少し上体を起こし、後ろを振り返ってみた。

 するとそこには私を見下ろしながら上気した顔が見えた。何かに耐えるようなその顔は、いつもより色気が増して感じられた。

「……ん、なんだ? ああ……これか」
「……あ、んんっ」

 キスをせがんだように見えたのだろうか。振り返る私に覆いかぶさるように口づけてきた。

 嬉しい……この体勢ではとても苦しいのに、なぜだか嬉しい。

 キスしながらも、ぐちゅぐちゅ、パンパンと高野は動きを止めることがない。

「……ハァ……苦しいか?」
「ん、んん……だいじょぶ……たいちくんの顔、見えるから……」
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