怖いはずの彼は、今日も私にだけ甘い♡
負けた、と思う。
店をいくつか見て回るあいだも、神崎くんはずっとわたしのことをよく見ていた。
かわいい雑貨の前で足を止めれば、黙って隣に立ってくれる。 わたしが迷って商品を見ていると、「こっちの色似合いそう」とちゃんと意見をくれる。 しかも押しつけじゃなくて、わたしがどうしたいかを待ってくれる。
学校では守る感じが強いのに、こうしてふたりでいると、やさしく見守ってくれる時間も多い。 その違いに、また少しだけ胸がきゅんとした。
お昼すぎ、少し歩き疲れて入ったカフェで、わたしたちは向かい合って座った。
運ばれてきた甘いデザートを見て、わたしは自然と笑ってしまう。
「そんなにうれしい?」 神崎くんが聞く。
「うれしい」 「顔に出てる」 「だっておいしそう」 「食え」 「うん」
店をいくつか見て回るあいだも、神崎くんはずっとわたしのことをよく見ていた。
かわいい雑貨の前で足を止めれば、黙って隣に立ってくれる。 わたしが迷って商品を見ていると、「こっちの色似合いそう」とちゃんと意見をくれる。 しかも押しつけじゃなくて、わたしがどうしたいかを待ってくれる。
学校では守る感じが強いのに、こうしてふたりでいると、やさしく見守ってくれる時間も多い。 その違いに、また少しだけ胸がきゅんとした。
お昼すぎ、少し歩き疲れて入ったカフェで、わたしたちは向かい合って座った。
運ばれてきた甘いデザートを見て、わたしは自然と笑ってしまう。
「そんなにうれしい?」 神崎くんが聞く。
「うれしい」 「顔に出てる」 「だっておいしそう」 「食え」 「うん」