透明な僕の最期の夏

出会い

『ふざけんな!いい加減にしろよ!』

『あなたこそ毎晩毎晩キャバ通いやめてって言ってるじゃない!』

『仕方ないだろ!仕事の付き合いなんだよ!誰の金で飯食ってんだ』

あぁ始まった。

毎日両親の怒鳴り合いで起きる。最悪のアラームだ。

俺は両親にバレないよう制服に着替え家を出た。

俺の両親は物心ついたときから喧嘩をしていた

母は仕事ばっかりで家族のことを気にしない父に怒り、父はそれが嫌でキャバクラ通い。

またそれに怒った母が父に怒る。

地獄のループだ。

まあでもそれが日常だと、普通の家だと過ごしてきたので今更苦痛ではない。

周りと違うことに気がついたのは小4だ。

友達の家族で行った遊園地の話をしていて普通の家族は家族で出かけるのだと認識した
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