君の才能ごと、独り占め
21☆甘い帰り道
駅までの残りの道は、さっきよりずっと近い距離で歩いた。
恒一くんはずっと手をつないだまま。
ときどき私を見る視線も、まだ少し熱い。
でももう、その熱は怖くなかった。
むしろ守られている感じがして、心地よかった。
改札が見えてきたところで、恒一くんがまた足を止める。
「今日」
「うん」
「帰ったら通話して」
「したいの?」
「したい」
短いけれど、すごく真剣な声だった。
「声、聞きたい」
その一言に、胸がふわっとやわらかくなる。
「うん、する」
「絶対」
「絶対」
そう約束すると、恒一くんは少しだけ満足そうに目を細めた。
「じゃあ、今度こそ帰れる」
「今度こそって、今日何回目?」
「星音がかわいいから仕方ない」
またそんなことを言う。
最後に、改札の手前でそっと額にキスが落ちる。
不意打ちすぎて、私は固まった。
恒一くんはずっと手をつないだまま。
ときどき私を見る視線も、まだ少し熱い。
でももう、その熱は怖くなかった。
むしろ守られている感じがして、心地よかった。
改札が見えてきたところで、恒一くんがまた足を止める。
「今日」
「うん」
「帰ったら通話して」
「したいの?」
「したい」
短いけれど、すごく真剣な声だった。
「声、聞きたい」
その一言に、胸がふわっとやわらかくなる。
「うん、する」
「絶対」
「絶対」
そう約束すると、恒一くんは少しだけ満足そうに目を細めた。
「じゃあ、今度こそ帰れる」
「今度こそって、今日何回目?」
「星音がかわいいから仕方ない」
またそんなことを言う。
最後に、改札の手前でそっと額にキスが落ちる。
不意打ちすぎて、私は固まった。