踏み台
壁に目をやると虫がいた。俺の身長では届かない。「悪い。足場になってくれ」テレビに視線を固定したまま横たわる健太の体に乗り、殺虫剤を噴きかけると虫は呆気なく死んだ。今、床の上には死体が二つある。

【真相】
虫を退治するため主人公は健太の体を踏み台にした。しかし、テレビを見たまま横たわっている健太は、実はすでに死んでいた。主人公が「足場になってくれ」と声をかけたのも、健太が生きていないと知っていたから。最後の「死体が二つある」という一文が、健太の死を示している。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ホームパーティー
backdrop/著

総文字数/222

ミステリー・サスペンス1ページ

出会う前のキミに逢いたくて
backdrop/著

総文字数/92,496

恋愛(純愛)261ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ある夜、シンジは付き合い始めたばかりの 彼女・マヤの日記を見てしまう。 そこには彼女にかつて恋人がいたことが 書かれていた。 しかも2人は1年前に「結ばれて」いる。 激しいジェラシーで 心がどうかなってしまいそうな夜を 1人悶々と過ごすシンジ。 すると翌朝、何と1年前に戻っていた。 そう、彼女がまだバージンだった時間へ。 自分たちの未来を変えない程度に 1年前のマヤに近づく。 やがてシンジの前にマヤの彼氏が現れる。 3人の未来はどうなっていくのだろう。
パーフェクトティーチャー
backdrop/著

総文字数/70,036

恋愛(ラブコメ)207ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
定員割れが続く私立の女子高。 経営難に頭を悩ませる理事長と校長はある秘策を思いつく。 それは女子高生なら誰もが憧れる完璧な男性教諭の獲得。 パーフェクトな外見と中身を兼ね備えたパーフェクトティーチャーの登場により、入学希望者が殺到。 あっという間に経営が上向く。 ほっと胸をなで下ろす理事長と校長。 しかし、完璧な男性教諭には秘密があった。 それはサイボーグであるということ。 サイボーグは果たして本当に生徒の心をつかむことができるのか・・・。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop