過去の傷も全部、君の熱で上書きして。
その答えを聞いて彼女を抱きしめ直した時の、全身を駆け巡った痺れるような歓喜を、俺は一生忘れない。

ついに、彼女が俺を受け入れてくれた。

俺の差し伸ばした手を取って、彼女の''特別''にしてくれたんだ。​


「・・・・・『もう後戻りできない』って言ったの、冗談じゃないですからね。」


​暗い路地裏で、俺は自分の唇を指先でなぞった。

​過去のトラウマも、年の差も、職場の立場も、もう関係ない。

恋人になれたからって、優しく甘やかすだけで終わらせるつもりなんて毛頭なかった。

俺以外の男なんて二度と視界に入らないように。

俺の愛なしでは生きていけないくらい甘やかして、俺の沼に完全に引きずり込んでやる。​


「覚悟してください、結衣さん。・・・これから、死ぬほど溺愛してあげますから。」
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