先生はキケンな許嫁。
〜♪ キーンコーン カーンコーン


「今日は、修学旅行の班決めをします」


先生の一言で一緒の班になろうだの、なんだのと、周りはざわめき始めた。


「各班4、5人で組んで」


よりによって4、5人とか、奈々以外話したことないんですけど。


「美織〜どうしよっか、李人様入れる?♪」

「……いやいやいや」


そんなことしたら、家と一緒じゃん…

私達2人は周りの様子を伺っていた。




「白石さんと高松さん、同じ班にならない?」

話しかけてくれたのはこの間タオルを貸してくれた冴島くんだった。

「ちょうど4人だし、よくね!」

さらに冴島くんの横にいるのは相川(アイカワ)くん。

相川くんも一軍男子の中の1人。この人はちょっとうるさいし少し苦手。

「いいの?やったね美織!」

「あ、うん」

「私さ、相川タイプなんだよね♪」

「そうなんだー…」

奈々はこの間も彼氏と別れて、切り替え切り替え♪とかなんとか言ってたっけ。

奈々と話をしている横にいた冴島くんが口を開いた。

「よろしくね、白石さん」

「うん、こちらこそ。
そういえばこの間はありがとう」

「全然、またなんかあったら言ってね」


そうだ。

私、先輩の家を飛び出してから連絡のひとつもしてないや。

そろそろ、ちゃんと言わなきゃ。
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