桜吹雪が終わったらキミとまた出会いたい
いつか自分も、あの中に入れる。

朝、眠たい目をこすりながら学校へ行って。

授業を受けて。

友達とお昼ご飯を食べて。

放課後には一緒に帰る。

そんな毎日が、自分にもやってくる。

――そう思っていた。

でも。

体調が悪くなった。

院内学級にも通えなくなった。

あの日、先生と交わした約束は、いつの間にか遠くなっていた。

今でも、あのときの笑顔を覚えている。

「一緒に頑張ろう」

……ごめんね。

私、まだ約束を叶えられてない。

窓の外を見る。

今日も、学校へ向かう子たちが歩いている。

私は小さく笑った。

「いつか……行けるかな」

誰に聞くでもなく呟いた言葉は、やっぱり返ってこなかった。
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