霧を払ってくれたあなたは、きっと分かっている。
クラスのみんなからは、えーいいじゃん別にーっとかの反対の声も聞こえていたがそれに対して先生は後で質問すればいいしだろうが、それに活史くんの事を考えてやれっと流石先生と思える見事な返しをしていた。

[はい、えー山本括史くんの席はー」

なんだか嫌な予感がする。

丁度私の隣の席は、空いていている。

「岡内の席の隣だな」

まじ?

そんな都合イケメンが隣の席に来るとかよく漫画みたいな展開があるのか。

一斉にクラスメイトの視線がこちらに向く。

自分に注目が集まるの慣れていなくて顔が赤面になっているのは、自分の顔が見ていなくても分かる。

こっちに歩いて括史くんが向かってくる。


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