きみの居ない春を、まだ知らない
泣いたら戻ってしまう


そう思った


でも


涙が落ちた


その夜


湊は荷物をまとめた


机の上には


玲奈からもらった小さなキーホルダーがあった


捨てることなんてできなかった


鞄の奥に入れる


スマートフォンを見る


玲奈とのトーク画面


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