きみの居ない春を、まだ知らない
結局


何も送れなかった


翌朝


湊はこの町を出た


駅のホームで


スマートフォンが震えた


玲奈からだった


『元気でね』


湊は画面を見つめた


返事を打つ


『玲奈も』


それだけ送った


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