きみの居ない春を、まだ知らない
仕事をして


友達と遊んで


何人かの人と付き合って


普通に笑って


普通に毎日を過ごした


でも


「……分からない」


そう答えると、湊は何も言わなかった


ただ、静かにコーヒーを飲んでいた


帰る時間になった


店を出る


駅までの道を二人で歩く


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