きみの居ない春を、まだ知らない
「うん」


「去年、私に会いに来たの」


「駅まで行った」


「でも、会わなかった」


「うん」


「どうして」


湊は写真を見た


「怖かったから」


「またそれ」


「うん」


「何が怖かったの」


湊はしばらく黙っていた


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