嫌いなキミの優しさ

第6話 知らない優しさ






私は最近、少しだけ伊織を見るようになった


私が困っていると、いつも伊織がいる


落とした消しゴム


忘れたプリント


重たい荷物


全部、いつの間にか助けられている。


「伊織ってさ」


「何」


「私のこと嫌い?」


「……は?」


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