嫌いなキミの優しさ

第10話 分からない






「七海」


「何?」


「私、変なの」


「何が?」


「伊織のことが、前ほど嫌じゃない」


七海はニヤッと笑った。


「それ、好きなんじゃない?」


「違う!」


「じゃあ何?」


「……分かんない」


< 19 / 39 >

この作品をシェア

pagetop