嫌いなキミの優しさ

第4話 七海






「ねえ花音」


七海がじっと私を見る


「何?」


「伊織って、あんたのこと好きなんじゃない?」


「…………は?」


思わず飲んでいたジュースを吹きそうになった。


「ないない!」


「なんで?」


「だって、私たちいつも喧嘩してるじゃん」


「だから?」


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