君の好きな人は、私でした
柊真は少し黙った


「分かった」


二人で教室を出る


向かったのは、誰もいない階段だった


夕方の光が窓から差し込んでいる


「ここなら誰も来ない」


柊真が言った


「うん」


私は階段の踊り場で立ち止まった


心臓がうるさい


手が震える


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