君の好きな人は、私でした
もっと別の意味で好きなのか


「急がなくていいよ」


柊真が言った


私は顔を上げる


「俺が勝手に好きだっただけだから」


「柊真……」


「返事はいつでもいい」


その言葉が、胸に響いた


「ありがとう」


私はもう一度そう言った


窓の外を見る


< 73 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop