君に恋した、その瞬間から
隣の席の男の子
春
新しい制服に袖を通して、鏡の前に立つ
何度見ても、まだ少しだけ違和感がある
今日から私は、高校二年生
去年と同じ学校なのに、学年がひとつ上がるだけで、なんだか世界が変わったみたいに感じる
「莉奈ー! 早くしないと遅刻するよー!」
玄関のほうから、お母さんの声が聞こえた
「今行く!」
私は慌てて鞄を肩にかける
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隣の席の男の子