君と過ごした日々

1 出会い

彼女と出会ったのは中学生になってからすぐの事。
彼女とは同じクラスだった。
話しかけたのは彼女からだったと思う。
席が後ろと前で
「初めまして。私は矢恋 華織(やこい かおる)。よろしくね」
あまり人付き合いが得意ではなかった私は圧倒されていたと思う。
「あっ私は屋崎 結衣(やざき ゆい)です」
「結衣ちゃんはどこの小学校?」
「西小です」
私は内心、距離の詰め方に驚いたが黙って話を続けた。
「えぇ。私は東小なんだぁ」
私にとっては華織ちゃんがとても大人びて見えた。
「てか部活とか決めた?」
「まだです」
「そうだよねぇ。小学校とは何もかも違って戸惑ってるよ。担任の先生も誰か分からないし」
その時。
「皆さん体育館に集合してください」
と誰か分からない先生が整列をさせ皆で体育館へと向かった。
学年全員が集合すると色々な知らない先生に厳しい目を向けられながら話を聞く。
校長先生の「皆さんご入学おめでとうございます」から始まり私達の担任の先生は結局、男の先生だったと思う。
それから本格的に学校生活が始まるとあまり自分から話しかけられない私とは違って華織ちゃんはどんどん周りに話しかけて行ってどんどん友達ができていた。
その友達をなぜか私にも紹介してくれちょっとずつ話すうちにいつしか私達を含めた5人のグループができていた。
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