海に透き通る雨と海月
第一章 海月の傘とカメラ

ある日の海

私は雨の日を楽しみにしています。            

あのお気に入りの水海月の傘をさせるから。

私は学校に行っていません。 

理由は特にないけれど私がいなくなっても何も変わらなく進んでいく日常が怖くなったから。          

私がいなくてもなんの支障も無いのだろうと思ったら哀しくなりました。

私は雨の日にはあの水海月の傘をさして海まで散歩に出かけます。   

雨が当たらないテトラポットの下いつものように傘をさして座っていると足音が聞こえてきた

「何してるの?」       

びっくりしすぎて声が出なかった

誰?急に話しかけてきたの   

「こんにちは」

「こ、こんにちは?」

「急に話しかけてごめんね」

「………」

どうしよう…私学校行ってなさすぎてあんまり人と喋んないし友達もいないしどう返事いたらいいのかわかんないよ…喋るとすれば家族か近所の猫ちゃんぐらいなのです…

すると男の子はやさしく笑いながら

「ねぇよかったら僕の話し相手になってくれる?」

急に話しかけられたものだからなんか首を縦に振ってしまっていた
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