俺様王子と空とキス。

バスを下車して、私たちは着替えをしに女子ロッカー室に向かった。


「柚葉、かわいいじゃん♪」


白のビキニに、真ん中にリボンのついた水着。

これを一ノ瀬に見られるって考えたら…なんか恥ずかしいかも…。

そうだ、カーディガン羽織っとこ。


「えーそれ羽織らない方がいいのにぃ」

「いやいや、わたしそんな愛美みたいな、ナイスボディではないから」

私は一応持ってきていた、白いカーディガンを羽織った。


愛美はわたしとは対照的に、黒いビキニで大人っぽい水着姿にスタイルの良さがより際立っている。


着替え終わった私たちは砂浜を歩き出した。


すぐそこには女子達に囲まれている、海パン姿の一ノ瀬と浅井くんの姿が。


…相変わらずの人気者っぷりですわ。



一ノ瀬は紺色と水色のグラデーションがかかった海パンを、上手に履きこなしていた。




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