キミの声を聞かせて
声が少し近づいた気がした


「私、君のこと知ってる」


「……僕を?」


「うん」


「どこで?」


「ずっと見てた」


心臓が、大きく跳ねた


「……怖いこと言うなよ」


「ごめん」


彼女は笑った


その笑い声が、なぜだか悲しかった


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