キミの声を聞かせて
少し間があって


彼女は言った


「私が、最後に伝えたかったこと」


その瞬間、窓から風が吹き込んだ。


机の上に置いていた僕のノートが、ぱらぱらとめくれていく。


最後のページで止まった。


そこには、僕が書いた覚えのない文字があった。


『私を忘れないで』


「……っ」


僕は息を呑んだ


そして初めて


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