好きなんですっ、先生!
「…はいとりあえず、ここの問題だけやってみ。」
そう言って強制的に問題を解かされて。
…自立した女性が好きって言ってたけど、どういうことなのか私にはまだわからないよ。
「自立した女性ってさ、どういう感じの人を言うの?」
「ん~…自分のやりたい仕事に就くとか。そんな感じじゃねぇの?」
いやいやいや。
そんな感じって、さっき先生が言ったんだよ。
もしかして適当に言った?
うわぁ!!私まんまと先生の手のひらで転がされてる…?
私は先生の事をじーっと睨んでみた。
「…なんだよその顔。っていうか神崎は好きな事とかないのか?趣味とかの延長でもいいし。」
先生が真剣に私の進路について考えてくれてるみたいだけど…
うーん…私の好きな事、ていうか人になるけど。
「先生しかおもいつかない♡」
「…だめだこりゃ。」
でもさ、本当に進路どうしようかな…
そんなこと思いながら、先生の顔をみつめた。