好きなんですっ、先生!
「スキー場でハグされて、デート誘って、手を繋いで?おまけに可愛いとか言うとかさ…もうそれ祐奈のこと好きじゃん。じれったいね~。」
「違うと思う。…だって私のこと好きなのか聞いたけど、答えてくれなかったし…」
私がそう言うと、美咲はジュースのストローをくわえながら、肘をついてこっちを見ています。
「…祐奈ってさ、いつもあんっなに好き好き伝えてるのに、肝心なとこで自信ないよねぇ。」
いつもより、ちゃんと真剣に言ってあの結果だもん。
そりゃあ自信なくすよ…
「そろそろ、朝倉の事も考えてみれば?」
「…や、やだよ!!先生の事諦められるわけないの、知ってるでしょ…!」
そういえば先生の事で頭がいっぱいで、朝倉くんのこと忘れてた…
「うん知ってる。試しに言ってみただけ♪」
「ねぇ、美咲ひど~い!」
明るく言葉を返してくれる美咲に、なんだか私は笑えてきた。
そうだよ、私、片思いして2年だよ。
こんなとこで、挫けてる場合じゃないよね。