好きなんですっ、先生!



「うん、いいよ。」


先生の表情をみた瞬間。

驚きとともに、心臓がバクンって飛び跳ねた。

だって先生…口角をあげながら微笑んでるんだもん。

その優しい瞳に、吸い込まれてしまいそうで。


「…ほ、ほんと?やったぁ~!!」


嬉しすぎて、私は笑顔になった。


「合格したら、な?」

「へへ、わかってるよ~♪」




もしかしたらまた、思わせぶりなのかも…とか。

正直、そう思ってしまったけれど。

それでもいいの。

少しでもいいから、先生のそばにいたい。

そう思ってるんだよ。


「じゃあはい、こっからここまで、解くまで帰れないからな。」

「え…えぇ!!さすがに多くない?…う、嘘。頑張りま~す!!」


大嫌いな数学も、大好きなあなたのおかげで、こんなにも頑張れる。


恋ってすごいね。


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