好きなんですっ、先生!
「…そういえばさ、あれから椎名とはどうなの?なんもなし?」
そういえば…
合格したらデートする約束したこと、まだ美咲に言ってなかったんだ。
「専門受かったら、またデートしてくれるとは言ってたけど…」
早坂くんをみつめていた美咲が、私の方にパッと目を向けた。
「ねぇ…次何もなかったら、まじで椎名しめるよ?」
そ、それはまずいよ…!
その時は先生、美咲から早く逃げてね。
「…多分、何もないと思う。でもいいの、そばにいるだけで十分だから。」
「思ったんだけどさ、卒業するまで待ってってことじゃない?わかんないけど…」
そんなこと一言も言われてないし…。
違うに決まってる。
もう期待したくないし、自分にそう言い聞かせた。