好きなんですっ、先生!
「はい、どっちがいい?」
戻ってきた先生はぼーっと座る私の前に現れて。
箱に入ったケーキを差し出した。
中身は、ショートケーキとチョコレートケーキ。
そこには、“合格おめでとう”って書いてあるプレートも。
「えぇ…!用意してくれたの?私のために?」
「買いに行ってたら、待ち合わせ遅れたけどな。」
ねぇ先生。
私また泣いちゃうよ。
なんでそんなに優しくするの。
「…っ先生、好き、大好き。…どっちも食べた~い!」
「はいはい。泣くか食うかどっちかにしろよ?」
先生が差し出してくれたフォークで、ショートケーキをパクって口に運んだ。
わたし今、好きな人と海でケーキ半分こしてるんだよ。
もうこれってさ、少女漫画みたい。