＊主役じゃなくても＊

《おじいちゃん、冬斗がいいならっていってたんだ。どう？》


『う～ん。華とやれるのは嬉しいけど、お前が…』


《いいじゃん。別に。

はやく行動しないのは、ダメって言ったのに。》


『そ～だけど。』


《まっ、いいや。

だったら、僕華ちゃんと二人でクリスマスを過ごすよ。》


『ちょっ、わかった。俺一緒にやるから。』


《そっか。それじゃぁ、この後、夜ご飯食べたら、僕の家にきて？》


『あっ、ラッピングか。

わかった。華と一緒に行くから。』


《それじゃぁ、後でね。》


『おう。じゃぁな。』