*主役じゃなくても*
「ごめんね。
そんなに怒らないで、華。」
空さんが、微妙に顔引きつってる。
そういって、俺達は席について、さっさとご飯を食べた。
「華。今日の洗い物は私がやっておくわ。
だから、はやく準備しなさい。」
空さんが皿洗い?ダメダメ!!!
いいや。
俺が、華の準備する間に、片付けちゃえば。
そう思って、華がいなくなった後、空さんに、
『空さん。俺がやるからいいですよ』
「そう!?私、お皿割りそうで怖かったのよ。」
ほら?いっただろ。
そういって、俺が終わった後に、華が来た。