*主役じゃなくても*


はぁ~。やっと出られる。

だんだん周りも明るくなってきたし。

そしたら、なんか、あたし、うずくまって、その上に冬斗が馬乗りみたいな?

まぁ、とにかく恥ずかしい感じな体制で、お互い顔が真っ赤だったと思う。


「あぁ。肩凝ったなぁ。」


「そうだろうね。

あれだけ乗ってたんだもん。」


そういって指を差した先にはすごい量のプレゼント。

なんか悪いなぁ~。



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