君の隣が一番遠かった
彼女が教室を出ていく


僕は誰もいなくなった教室で、窓の外を見た


桜が咲いていた。


綺麗だった


でも、少しだけ寒かった


机の中を整理していると、一枚の写真が出てきた

 
体育祭の日

 
美緒と直人が笑っている写真。

 
僕が撮ったものだった

 
写真の裏には、あの日の僕が書いた文字が残っていた。


『いつか、三人で笑える日が来ますように』


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