星ノ魔で君と境を越えて
ある少女が残した結果。

その、ある少女、とは──。


ゼロス番号3572。

この世界では、ゼロスには市民権もないため、番号で呼ばれたりもする。


その3572は、去年の一番目に、審査を受けた。

あの時の記憶を、現在16歳の少女は、一生忘れないだろう。


周りの氷の欠片のような突き刺す視線。

かわいそうに、 などと言われた憐れみの言葉。

無慈悲なロボットの淡々とした声。


その全てが、その少女にとっては耐え難かった。


少女が残した結果は……。

ゼロスは数値が0。

だが、少女は。
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